近年、施工件数が急増している墓じまいですが、同じく販売件数を急増させているのが樹木葬です。
皆様も最近、終活関連ニュースだけでなく世間の話題でも「墓じまい」と「樹木葬」の話を聞くことが増えたのではないでしょうか。
一般墓地・永代供養墓・納骨堂等々、様々な供養施設の中でも近年一番人気となった樹木葬。
ここでは、墓じまいと樹木葬の密接な関係性についてご説明致します。
まず、墓じまいは様々な理由（事情）で増えておりますが、樹木葬はなぜ増えているのでしょうか？
参考：墓じまいをした理由
樹木葬が人気の理由
樹木葬が急増したのは2010年代に入ってからです。
それまでの樹木葬はめったに見かけない少し変わった存在でした。
日本人の埋葬先は”お墓”をイメージされる方が大部分であり、それこそ幼少期から家族みんなで先祖のお墓参りに行くことが一般的であり、”お墓”が埋葬先でした。
お墓参りをしながら
「将来は自分が死んだらこのお墓に入るのかな」
「いや自分は長男ではないからこのお墓には入らないのだろう」などと考えたものです
その”一般的なお墓”以外のものと触れる機会が少なければ、イメージする機会も多くはありません。
よくある普通のお墓に入ることが当たり前の時代は数十年続きました。
参考記事：墓じまい後の埋葬先
近年のお墓ニーズは樹木葬がメインに
しかし、昔のしきたりからズルズルと続いていた”葬儀”や”お墓”に対する価値観に疑問を抱いたていた人々は、現実を見て”葬儀”や”お墓”が優先されてきた供養の方法を継続せず、納得できる形式として樹木葬や永代供養墓を期限付きで選ぶ方が増えました。
その傾向も相まって、近年は寺院の境内に樹木葬も増え、お客様としては選択肢が増えるメリットも生まれました。
最近の新規売り出し墓地の種類（一般墓地、樹木葬、芝生墓地、永代供養墓、納骨堂など）の中では断トツに樹木葬が増えましたので、一般の方が購入する墓地種類も樹木葬が多くなります。
そして、コロナ禍の影響もあり室内納骨堂も敬遠され、価格が高いと言われる一般墓地も選ぶ方が減り、より一層、樹木葬を選ばれる方が増えているのが現在の状況と思われます。
また、その影響で洗骨や粉骨の需要も増え、合祀墓への抵抗感も減少している様に感じます。
求められるものを提供することが必須ですので、結果的に今後も各地で樹予想されますが予想されますが、樹木葬にもメリットもデメリットもございます。
冷静に自分や家族構成に合ったご供養先を選びたいものですね。
弊社では墓じまいだけでなく、墓じまい後のご供養先サポートとして樹木葬や永代供養墓をはじめとした約300箇所の聖地をご紹介致しております。
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参考リンク：墓じまいの手順：実践ガイド
