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墓じまいの流れ|よくあるご質問10(FAQ)入門編

墓じまいの流れイメージ 墓じまい

墓じまいとは?

まず、墓じまいとは、お墓を解体・撤去し、ご遺骨別の供養施設・供養方法に移行することを指します。
お墓を解体するだけではなく、ご遺骨の移動先も検討する必要があります。
この記事では、墓じまいの流れ入門編としてよくある質問をQ&A形式で解説致します。

【Q1】 墓じまいをする際に、まず最初に何をすべきですか?

【A1】 墓じまいの意向を家族や親類など、お墓と関わりのある方に伝えることが最初のステップです。
早い段階から話しておいた方が、後にことを進めやすく親族間のトラブルを防いでくれることが多いです。
少し困惑される可能性があるようでしたが、墓じまい宣言”よりも”相談という形で話されるのも方法の一つです。
お電話一本であっても、相談としてお話しするとスムーズに進められるケースが多いようです。

時間にゆとりがある場合は、田舎に帰った際に実家で直接話したり、法要の終わり際に親族に相談してみるのはいかがでしょうか。
お身内がいらっしゃらない方はご自身の意思で墓じまいを実行なされても良いでしょう。
しかし、お墓に関係のある親族がいる場合、お墓参りに行くとお墓が無かったということが起こらないように”墓じまいを伝える配慮”が必要かと思います。

【Q2】墓地管理者に改葬の意思を伝えるタイミングはいつが良いですか?

【A2】現墓地管理者に早めに改葬の意思を伝えることが大切です。
寺院の檀家になっている場合は、墓地の管理者がそのお寺の住職であることが一般的です。
その場合も、相談という形で「どうしても遠方でお参りに行けない」「もうこちら(田舎)には皆年老いて親戚も少ない。私たちも年を重ねて毎年通うのがしんどい」「夫婦共に年金暮らしで物価高騰の影響もあり、お墓参りのたびに交通費や宿泊費を掛けられない」など、切実な理由を相談なされるのがよろしいでしょう。
しかし、理由でどうであれ、寺院の檀家をやめる際には離檀料の請求をされる場合もございます。

※もし、離檀料が納得のできる額でなくても、その場で菩提寺と感情的に対立するのは得策ではございません。

皆様には皆様の、お寺様にはお寺様の事情があることと思います。
混乱なされ納得できないお気持ちもよくわかりますが、対立される前に
まずはお電話にてご相談ください。
何かの力になれるかもしれません。

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【Q3】受入証明書や永代使用許可書は何のために必要ですか?

【A3】改葬先の墓地管理者から発行される受入証明書永代使用許可書は、改葬許可申請の際に役所に提出する必要書類です。
お墓からご遺骨を引き取られるのは、原則、他の墳墓(お墓)に移す理由があり、移動先(改葬先)を確保してからご遺骨を取り出すため、その確保なされた改葬先の情報を提出してくださいね。ということです。
ですから、改葬先の受入証明書または永代使用許可書が必要となります。
※一部それらの書類を必要とされないケース(主に散骨など)もございますが、必要か否かは各自治体窓口の判断によるものとなります。

【Q4】改葬許可申請書はどこで手に入れることができますか?

【A4】遺骨のある墓地の市区町村の役所から改葬許可申請書をもらうことができます。
現在では各役場のウェブサイト(ホームページ)からダウンロードできることも多いので、ご自身で印刷するとも可能です。
もし、改葬申請以外に戸籍関係の書類などの他書類も取り寄せる必要がございましたら、改葬許可申請書も同封していただけるかを役所に問い合わせると送料も安く、一元管理がしやすくて良いかもしれませんね。

改葬許可申請書 サンプル
改葬許可申請書 記入例

【Q5】改葬許可申請にはどのような手続きが必要ですか?

【A5】「改葬許可申請書」に必要事項を記入し、遺骨のある墓地の管理者から署名・捺印をもらう必要があります。
署名・捺印をいただいた後は、【Q4】にも記載しました、改葬先の「受入証明書」や「永代使用許可書(原本)」などの必要書類を添えて既存のお墓がある市区町村の役所に提出し、改葬許可証を交付してもらいます。

※ 「改葬許可申請書」は原則、埋葬されているお骨一人分に対して1枚ずつ必要となります。
しかし、改葬の多い地域の役所を中心に、仏様(ご遺骨)のお名前を一覧表記できる書類を用意してくださっている役所もあります。
ご埋葬されているご遺骨が多い場合は、一覧表記の書面などがあるかを役所に確認をしておくと、書類作成の手間が省けるかもしれません。

改葬許可申請書 一覧続紙サンプル

【Q6】遺骨の搬出や墓石の解体・撤去は誰が行いますか?

【A6】遺骨の搬出は墓じまい専門業者や石材店に依頼し、墓石や外柵などの撤去も依頼することが一般的です。
時間にゆとりがあれば、事前に見積もりや作業内容の確認を行っておくとスムーズです。

また、ゆうパックでご遺骨を搬送するサービスも良く利用されております。
ご遺骨を人任せに送ってしまってよいのかな?と迷われるお気持ちも分かりますが、多くの方がご利用なされております。

【Q7】遺骨を持ち出す際には何か注意することはありますか?

【A7】遺骨を持ち出す際には、改葬許可証が必要です。
また、一部のご遺骨だけを改葬する場合は、今回取り出すご遺骨に対しての読経を。
すべてのご遺骨を取り出して墓じまいをする場合は、墓石に対しての魂抜き法要も加えて行います。
魂抜き法要を行っていないお墓は、解体工事を行わない業者様もいます。
業者側としてもご供養、法要としてきちんとお経をあげていただきたいものです。

合わせて読みたい:墓じまいをすると不幸になる?祟られる?

【Q8】閉眼供養とは何ですか?また、どのように行われますか?

【A8】閉眼供養は、古い墓石を供養の対象から外すための法要で、魂抜き法要やお務め終え法要とも言われます。(宗派などにより呼び名がことなることがございます。)
寺院墓地の場合は、そのお寺様に依頼し執り行っていただくことが一般的です。
共同墓地や公営墓地、民営霊園の場合は菩提寺にお願いするか、霊園の近くなどで各宗派のお寺様を紹介してくれる「出張僧侶紹介サイト」を利用するケースが多いようです。

出張僧侶紹介サイト「供養人(くようど)」:外部リンク

【Q9】墓じまいが終わった後、新しい納骨場所で何をすべきですか?

【A9】新しい納骨場所に「永代使用許可書(使用権利書等)」と「改葬許可証」を提出し、取り出した遺骨を納める(ご埋葬)作業を行います。
新しい納骨場所で定められた方法で、ご埋葬を行いましょう。

【Q10】 墓じまいの際にかかる費用はどの程度ですか?

【A10】 墓じまいにかかる費用は、専門業者の解体・撤去費用、墓地管理者への返還費用、閉眼供養の費用などが含まれます。
これらの費用は、状況や形態、地域によって異なるため、具体的な金額は事前に各関係者に確認しておくことが承認されています。

参考リンク:墓じまい料金表

また、墓じまい後の費用として、改葬先の供養施設の購入費用がございます。

供養施設検索サイト「ごくようば」(外部リンク)

参考リンク:墓じまいのよくある質問


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