墓じまいが増えているとは言っても、まだまだ情報は少ないのが現状です。
「墓じまいって最近よく聞くけど、いったいいくらでできるの?」
そんな悩みの解決になるよう参考価格を面積別にまとめてみました。
参考基本価格表(税込み)
面積 | 参考価格(税込み) |
~1m2未満 | 18.7万円~ |
1m2~1.5m2未満 | 22.9万円~ |
1.5m2~3m2未満 | 25.4万円~ |
3m2~4m2未満 | 29.7万円~ |
4m2~5m2未満 | 33万円~ |
5m2~6m2未満 | 38万円~ |
6m2~7m2未満 | 43万円~ |
7m2~8m2未満 | 48万円~ |
8m2~9m2未満 | 52万円~ |
9m2~10m2未満 | 55万円~ |
また10㎡を超える面積は別途お見積致します。
上記表は、あくまでも価格の目安であり、実際の墓所環境やお墓の構造により価格は上下します。
墓石・カロート(納骨棺)・外柵を含む基本価格表ですが、
墓所によっては
・墓石が建っていない
・外柵がブロックを積んだだけ
のケースや、墓誌・燈籠・物置台・つくばいなど様々な付属品が設置されている場合も内訳を記入してそれぞれ別途お見積もり致します。
参考記事:墓じまいにかかる費用
画像付き墓じまい事例を見る
現地墓所を確認後に正確なお見積を無料で提示致します。
同じ広さの面積でもお見積価格が異なる理由
お墓の広さ(面積)が同じでも、墓じまいの料金が大きく異なる理由として
- 外柵の造りが異なる。
- カロート・基礎の造りが異なる。
- クレーン車が届かない。
- かにクレーンや運搬車などが搬入できない。
- 傾斜地にお墓がある。
- 車で行けない場所にある。
- 飛行機や船を使わないと墓所にたどり着けない。
- 墓石の種類(硬さ)が異なる。
などの理由がございます。
お墓の解体費用だけではない!墓じまいの費用
上記では既存のお墓の解体・撤去・更地工事の価格をまとめましたが、いかがでしたか?
あんなに大きくて重い石を撤去するのに「意外と安いかな」というご感想もあるかもしれませんが、実は、俗に言う”墓じまい”はこれだけではございません。
新しい供養施設への埋葬(改葬)までが”墓じまい”とすると、
一般的に、解体費用以外の内訳には、
- 既存のお墓の墓地管理者への挨拶(寺院の場合は離檀料等)
- 既存墓石の魂抜き法要料
- ご遺骨の移送費用
- 新しい供養先の購入費用
- 必要に応じての粉骨費用
- 新しい供養先への埋葬料と法要料
等がございます。
この中で一番大きな費用となり得るのが、”新しい供養先の購入費用”と、時として”離檀料”であることがございます。
新しい供養先は、お墓、樹木葬、永代供養墓、納骨堂など様々な施設によって料金は異なります。
離檀料も、仏様の数や年数に応じて決まるようですが、離檀料が数百万円のケースもあり、お寺様(住職)のお考えで大きく異なります。
お寺様によっては「ウチは離檀料を一切いただかない」や「お墓の面積や年数に関係なく一律10万円」などのお声も多く聞きますが、、、要するに、お寺様によって離檀料の数字はかなり大きな差があるのが現実です。
この離断料と呼ばれる金銭ですが、各仏教宗派本山等の意向で反映される”決まり”ではないようです。 2023年10月25日に、在来仏教と呼ばれる仏教宗派の中でも代表的な曹洞宗の宗務庁から離檀料・墓じまいに関する発表がございました。 離檀料・墓じまいに関する報道について(曹洞宗宗務庁) これらの情報は離断料や墓じまいに関する状況を把握いただくのに役立つことと思います。 改葬は、トラブル無く円満に進めて良いご供養に結びつけたいものですね。
今回曹洞宗宗務庁様が発表された内容は、離断料に関する様々な憶測や誤解を解消する意味でも、とても良いことだと思いました。
以上のことを踏まえ、墓じまいを考えはじめたら、まずは家族と話し、上記の箇条書き項目がどのくらいかかるのかを検討しながら進めることが大切です。
もし、墓じまいでお悩みのことがございましたら、下記よりご相談ください。
何かのお役に立てるかもしれません。
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